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第一銀行_(台湾)

第一銀行(だいいちぎんこう:日本語での正式名称は第一商業銀行〔だいいちしょうぎょうぎんこう〕)は台湾・台北市で設立された、台湾を代表する大手商業銀行の一つである。かつては華南銀行・彰化銀行とともに「省属三商銀(台湾省所属の三商銀)」と呼ばれた。 前身は日本統治時代の1899年に台北で設立された「台湾貯蓄銀行」であり、1912年には「台湾商工銀行」と合併し、その商号を引き継いだ。更に1923年に嘉義銀行・新高銀行の両行を合併し、支店網の拡大を行った。 戦後、中国国民党が台湾を接収、同時に中華民国政府は日本籍株主の株式を接収した。1947年に台湾工商銀行として発足するが、1949年に台湾第一商業銀行とする。また1976年に再び商号を第一商業銀行とした。2003年には第一金融控股が発足し、当行はそのフィナンシャル・ホールディングスの子会社となった。 日本では東京都千代田区大手町に東京支店が設置されており、「第一商業銀行」の名で銀行免許を得ている。